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2012年11月19日月曜日

androidのお気に入りアプリ

手書き漢字ドリル1006 androidは、windowsよりも高性能なCPUを使っています。nexus7も、クアッドコアといって4つのCPUで駆動しています。車のエンジンで言えば、4気筒エンジンです。通常のパソコンは、せいぜい2コアのCPUです。なんでandroidタブレットごときが、クアッドコアを使うのか?
それは、パソコンの論理計算処理力よりも、別の機能を高めるためです。画面を、2本指で拡大・縮小させる機能は、マウスが2つ同時に動かすようなものです。手書き入力や音声入力といった、キィボードSW入力よりもはるかに複雑な入力機能を備えているので、こうした高性能CPUが必要なのでしょう。

nexus7を使い始めて1ヶ月、今お気に入りのアプリはこれです。
指で文字を書いて認識させる、という機能を使った、漢字ドリルです。最近、キィボードばかり使っているせいで、漢字が書けなくなっていました。このドリルは、小学校1年から6年までに習う漢字だけですが、なんとボケによる度忘れのせいか、1年生の漢字でも思い出せなくなっているものがありました。名誉のために弁解すると、むしろ5・6年の高学年の漢字の方がよく書けます。

問題が上に出て、下に入力します。右は採点画面。

このドリルで、ボケ防止にもなります。どのくらい崩した殴り書きでも認識されるか、も興味があります。繰り返しやっているうちに、下手な字も上手になるかも・・

試しに、認知症の進んだ母にやらせてみました。指で書くだけなので、どんどん進められます。昔のことは覚えているので、意外によくできます。満点を取ると大喜びします。これはすばらしい!

タブレットの手書き入力・音声入力は、キィボード・マウスといった道具なしに、コンピューターと直接対話できます。本来、こういう使い方ができて初めて、人間とコンピューターが近くなるのでしょう。さすがにスマホの小さな画面では難しいでしょう。7インチ・タブレットはちょうど良いのです。幼児や高齢者ほど、タブレットは使い道があります。いや、成人にだって最適なコンピューターです。まさに、生活の道具になりつつありますね。