password

2014年11月26日水曜日

Windows8.1のサスペンド設定

サスペンドになったときに、パスワード要求が出ますが、それを解除する設定です。

先ず、コントロールパネルを起動します。8.1の場合は、旗マークのボタンを右クリックしてメニューを出し、そこからコントロールパネルを選びます。

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システムとセキュリティを選びます。

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電源オプションの「スリープ解除時のパスワードの要求」をクリックします。

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パスワードを必要としないに、チェックを入れます。
チェックが出来ない状態にある場合は、上の、現在利用可能ではない設定を変更しますをクリックしてから実行します。

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最後に、変更の保存をクリックして閉じます。

2014年11月20日木曜日

Android 5.0

androidが、5.0になりました。4.*のアップが続きましたが、遂に5になりました。まだ、インストールして間もないのですが、かなり変わっています。

起動時のアニメーションが変わり、時間も若干かかるようになりました。

アイコンが変わったアプリは、かなり変わりました。下は、設定画面とメール画面です。

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2014-11-19 09.51.29何よりも変わったのは、下の3つのボタンです。戻る・ホーム・起動アプリ一覧が、シンプルな三角・丸・四角の記号に。ここまでシンプルになると、意味が分かりません。

アプリ一覧画面は、下のように見やすくなりました。やはり、アンドロイドでも起動アプリが多すぎると問題があるようで、使い終わったアプリの終了に、×ボタンが表示されるようになりました。これまで通り、スライドアウトさせて終了することもできますが、この方が解り易いですね。

その他にも、変更されたものが多いですが、より使いやすくなった気がします。

これだけの変更で、一時的に動かなくなるアプリも多いようなので、更新は気を付けた方が良いかもしれません。

すぐに、5.1が出ると思います。

古いnexus7でも動いていますが、さすがに重くなりますね。

2014年11月14日金曜日

60歳以上のWindows8.1

使い慣れたWindowsXpが終了してしまい、8.1に変えざるを得なくなった60代にとって、Windows8.1は特に使い難い・分かりにくいパソコンになってしまいました。現役時代と違い、ワードやエクセルはもう使わないが、ネットとメールくらいは使い続けたいと、パソコンを買い替えたものの、あまりの変化にとまどうばかり、という声が多いのです。その原因と対策をまとめてみました。

Windows8.1は、スマホとパソコンの2つの顔を持つもの

パソコンを使いながら、スマホやタブレットの練習ができるものです。平均余命が長くなったので、スマホ・タブレットを使う時代はすぐそこまで来ています。かつてのワープロのように、パソコンは、いずれ絶滅します。そのはざまで、2つの顔を持つパソコンが必要になり、開発されました。

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左が、今までの顔「デスクトップ」、右が、新しい顔・これをタブレット画面ということにします。本来は、右が中心になるはずでしたが、変化を嫌うユーザーに負けて、windows8.1では左が中心になりました。起動オプションで、本来の入り口である右のスタート画面をパスして、いきなり左のデスクトップに移動できるようになり、この設定が標準になりました。

見かけ上は、今までと変わらないデスクトップが見えますが、「二重人格」であることは変わりません。慣れないうちは、右の世界になるべく踏み込まないようにするのも一つの手です。しかし、右もあることは忘れてはいけません。右に入ってしまったら、左に戻る方法を覚えてください。そのもっとも基本的な方法は、キィボードの左下の旗マークのキィです。これをウインドウキィといいます。

顔が二つあるということは、人格も二つあり、そこに働くのもソフトとアプリの二つあるということ

ソフトとは、従来のデスクトップで動くプログラム、アプリはタブレットの世界で動くものです。つまり、同じ機能のものが2つあるのです。「メールとインターネットが使えれば・・」と言っても、メールもインターネットもそれぞれ2つのプログラムがあります。どちらを使うのか、強い意思を持って選ばないと、パソコンが選んでしまいます。

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上は、インターネットを閲覧する「インターネットエクスプローラ」です。どちらもeマークのアイコンですが、左がデスクトップ用・右がタブレット画面用です。どちらもインターネットを見る道具です。同じ機能のものが2つあるのは、住む世界が違うからです。

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上は、メールを使うためのプログラムで、左はデスクトップ用のWindows Live Mail(ウインドウズライブメール)、右はタブレット用のMail(メール)というプログラムです。メールを使う場合、どちらを使うのか・使っているのか、意識してメールして下さい。どちらを使わされているのか、少なくとも見てわかるようにしましょう。windowsには、「リンク」という便利な機能があります。「ここをクリック」というだけで、インターネットやメールが使えますが、そのとき二つのどちらが使わされるのかは、自分の意志では決められませんから。自分で選びたい場合は、便利なリンクを使うのでなく、自分でアドレスを入力して使わなければなりません。オートマチックでなく、マニュアル操作を使う必要があるのです。

スマホ画面を使いこなすには、アプリの特徴を知る必要がある

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アプリは、スマホ・タブレットの世界のプログラム(ソフトでなくアプリと言う)です。アプリは、小さな画面で簡単に便利に使えるように作られています。本来は、マウスもキィボードも無い状態で使えます。そのため、一つのアプリは、画面全体を使います。全画面表示なのです。メニューも省略されています。しかし、Windows8.1のアプリは、Windowsを引きずっているので、マウスもキィボードも使えます。さらに、全画面でなく半画面で2つのアプリを表示することもできます。この「引きずり」、かえって面倒を増やしていますが、これはユーザーが文句を言ったために改善されたものなのです。

左は、メールアプリから、文中のリンクをクリックして、インターネットを開いた画面です。真ん中の仕切りをドラッグすれば、大きさの比を変更したり、どちらかのアプリを全画面にもできます。はっきり言って、2画面表示の意味はありませんから、どちらかに引っ張って、片方だけにして下さい。

Image9全画面では、閉じることもできませんが、右のように、左上のコーナーにマウスを持っていくと、小さなデスクトップが現れるので、これをクリックして、デスクトップの画面に戻ります。これが、2つ目のデスクトップに切り替える方法です。

実は、8.1の改善で、全画面なのに閉じるボタンが出るようになりました。

全画面表示の一番上にマウスを持っていくと、ウインドウの枠が現れます。この右隅に、赤×の閉じるボタンがあり、ここをクリックして閉じる(終了)ことができます。

その右は、おなじみの最小化ボタンです。最小化されている他のアプリがあれば、閉じたときにこれが開きます。

アプリが他に一つも起動していなければ、閉じるとデスクトップに移動します。これが、3つ目のデスクトップに戻る方法です。

将来のタブレット使用にそなえて、アプリの使い方を勉強するのも良いです。でも、間違ってアプリが開いてしまったら、すぐにデスクトップに戻ってください。それが、60代からのWindows8.1の使用の基本かもしれません。(将来もスマホ・タブレットは縁が無いかも・・)

アプリに印刷メニューはない!

アプリは、画面と指だけで使うものです。ケーブルで接続する外付けの機器は一切使いません。プリンターなどもっての外なのです。だから、印刷メニューはありません。プリンターを使って、「紙に打ち出したい」というのなら、デスクトップのソフトを使います。

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上は、アプリのインターネットエクスプローラーのメニューです。全画面の下にマウスを持っていくと、現れます。アドレスバーの右には、5つのボタンメニューがあります。右から2つ目が設定メニューですが、どこにも「印刷」はありません。新しいコンピューター・タブレット・スマホの世界では、自分が見ているものを他人にも見せたい場合は、直接画面を見せるか、相手が離れている場合は、インターネットを介して「共有」するのです。

アプリはデスクトップに戻っても、終了しません。開いたままのアプリは、デスクトップのタスクバーに表示されています。これを右クリックすると、終了メニューが出ます。

Image4 ウインドウを閉じるをクリックして終了できます。

しかし、終了しても終わりません。例えばエクスプローラーなどは、前に見たページが残っています。開いたページを閉じておかないと、何ページも開いたままになります。アプリは、スマホ・タブレットの文化で作られているので、ソフトとは使い方が異なっています。

アプリの得意な、Googleのソフト(グーグルクロム)を使おう

Googleは、Androidというタブレット用のOSを提供しています。更に、Windows用のソフトも多く提供しています。GoogleChromeという、インターネット閲覧ソフトは、今やmicrosoftのインターネットエクスプローラー(IE)に迫る(シェア2位)ユーザーを獲得しています。

Googleは、アプリの元祖であり、Windows用のソフトも、アプリに近い使い方になっています。将来のアプリの使い方の勉強にもなります。

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左がクロムで見たページ、右がIEで見たものです。実は、IEもクロムのまねをして、殆ど似た様になってきました。無駄なメニュー領域を極力減らし
、中身が多い画面になっています。

ただ、違うのは、インターネットのショートカットを「アプリ」のように作るのです。下は、このクロムのショートカットで開いたGメールの受信トレイです。

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これは、クロムで開いたインターネットのGmailのログインページのショートカットを作って、開いたものです。クロムより更にタイトル・メニューバーげ減って、専用のアプリのような画面になります。読んだら、アーカイブボタンをクリックしておけば、受信トレイから消えますが、すべてのメールを開くと残っています。ほぼ一生分の15GBのメールが、無料でクラウドサーバーに保存されます。パソコン自体には一切保存されません。従って、既読メールを見るにもオンラインである必要があります。しかし、メールを送受信するにはオンラインは必須なので、オフラインでメールは起動しないでしょう。

Gだけではありません。TwitterやFacebookなど、ログインして使うページも、このショートカットを作っておけば、アプリのように起動できます。

ショートカットの作り方は、クロムでそのページを開き、クロムのメニューボタン(左上の3本歯)をクリックします。

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その他のツールで、アプリケーションのショートカットを作成をクリックします。次の画面で、必要な場所にチェックを入れて「作成」をクリックします。

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これで、youtubeもブログもお気に入りのページもすべてショートカットを作っておきます。右は、Gmail・facebook・Twitterのショートカットです。

だから、クロムではお気に入りを登録する必要が無いのです。新しいタブを開けば、よく見るページがリストアップされています。

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「インターネットやメールは使い続けたい」という、リタイヤ組のパソコンユーザーには、便利でありがたい機能です。

クロムさえ使いこなせば、Windows8.1だけでなく、スマホも使いこなせます。

2014年7月28日月曜日

Windows8.1をXpらしく使うには

慣れ親しんだ使い方が大きく変わったことで、8.1をWindowsらしく(?)使うには工夫が必要です。新しい形式に慣れる必要もあるとは思いますが、特に不満なく使ってきたXp環境から、「サポート終了」ということで、無理やり新しくされてしまったので、少しは抵抗したい気持ちです。

1.プログラムのインストールと、メニューについて

8.1でスタートボタンは復活しましたが、従来のスタートボタンとは異なっています。ソフトをインストールして、これを起動させて使うには、新たな手順が必要になりました。Windows8.1のソフトは、3種類あります。その一つが、デスクトップ環境ではなくタブレット環境で使うアプリです。これについては、昔はなかったものなので、「らしく使う」ことはできません。別途説明します。

デスクトップ環境で使う従来型のWindowsソフトは、32ビット仕様のものと64ビット仕様のものがあります。Windows8は、64ビットOSですが、32ビットOS用の従来ソフトも使えます。Windows7よりは32ビットソフトの実行性が高くなっているので、8では古いソフトも結構動きます。ただ、インストールする場合、32ビットと64ビットは別の場所にインストールされます。これが、3つのうちの2つです。

Cドライブには、ProgramFilesというフォルダが2つあり、一方はProgramFiles(X86)となっています。実際はX86の方に多くのソフトがインストールされます。定番のOfficeも64ビット版と32ビット版があり、2013のバージョンでも「32ビット版を使ってほしい」とMicrosoft社が言うくらいで、64ビットOSはまだ一般的ではありません。これは、OSの問題ではなくCPUの問題です。64ビットと言っても、実際は32ビットCPUを2つ使うのがCore2で、64ビットのCPUが2つあるCore2は、まだ先になります。64ビットCPUが2つあっても、32ビットCPUが4つある仕様(クアッド・コア)で使っています。パソコンが8ビットのCPUから始まり、16ビット・32ビット・64ビットと進化してきましたが、古いソフトウェア資産を捨てないために、このような仕様になっており、過渡期の64ビットOSでは32ビットと64ビットと、両方のソフトが使えます。だからProgramFilesも2つあるのです。

これら3種類のソフト・アプリを、選んで起動させるためのメニューが、あの紺色のスタート画面なのですが、いちいちデスクトップから移動しなくても、ソフトを選んで起動させたいのですが、スタート・すべてのプログラムというメニューは、デスクトップには置けないのです。

w001ソフトをインストールすると、古い形式のソフトは、ショートカットをデスクトップに作ってくれます。しかし、Office2013など新しいソフトはショートカットを自動では作ってくれません。手動でショートカットを作ります。インストールしたら、スタートに進みます。 8.1では、画面の下に↓があります。ここをクリックして一覧に進みます。8の場合は、検索から一覧に進まないといけませんでした。タイルという、大きなボタンは、全部が表示されるわけではなく、自分で一覧から「ピン止め」という操作で表示させます。アプリ一覧でも、名前順にはありません。右に進めていくと、そこにインストールされたソフトがnewの文字が入って表示されます。

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ここから起動させることができますが、良く使うものを、ここまで進んで実行させるというのは、ありえませんね。

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このボタンを右クリックして出る、このメニューがポイントです。ちなみに、マウスを使わない場合は、長タッチが右クリックの代わりです。実は、マウスの右ボタンは、正式には廃止されました。windows8のノートパソコンでは、マウス代わりのタッチパネルにボタンはありません。今後、USB接続のマウスにも右ボタンは無くなるのでは、と思います。その場合は、長いクリック(タップ)が右クリックメニューを出す方法です。

2.プログラムの起動ボタンを作る・昔ながらのショートカットを作る

スタート画面にピン留めする : これをしても、デスクトップからすぐに起動させられません。

タスクバーにピン留めする : デスクトップのタスクバーに起動ボタンを作れます。しかし、数に限りがありますね。

ファイルの場所を開く : ここからショートカットをデスクトップに作れます。8では、ショートカットは、タスクバーのボタンとは異なるので、いったんタスクバーにボタンを置いても、それをドラッグしてデスクトップに置くことはできません。ショートカットはここから作ります。実行すると、エクスプローラーでファイルの場所が開きます。

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ショートカットアイコンが見つかったら、「送る」メニューの「デスクトップ(ショートカットを作成)」を実行します。
このメニューのショートカットの作成は意味がありません。ショートカットのショートカットになってしまいます。

もちろん、プログラムのexeファイルのある場所が分かり、対象のexeファイルが分かれば、それを右クリックすれば、ショートカットをデスクトップに作ることもできます。しかし、どれがexeファイルなのか分かりにくいです。

ここが開いたら、そのアドレスをよく見てください。Windows・StartMenuのプログラムというフォルダに、それぞれのプログラムのショートカットがあることが分かります。つまり、ここは、昔のスタートメニューそのものなのです。でも、この場所は隠しファイルになっているので、探しても見つかりません。実際のアドレスは、
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Fotor です。ProgramDataというフォルダは隠されています。

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Microsoft社が、昔のショートカットの集合のスタートメニューを作らせたがらないことがよく分かります。しかし、実際はそういう場所を作っているのです。

標準の、アクセサリのペイントなども、スタート画面にもデスクトップにも、ショートカットはありません。使いたい人が、自分でピン留めするか、ショートカットをデスクトップに置かないと起動もできません。


ファイルの場所が開いたら、一つ上に上がって、プログラムの中を見てください。何と、ここにすべてのWindowsソフトのメニューがあります。もう一つ上に上がってみます。

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ここに、プログラムというフォルダがあります。これはフォルダなので、右クリックして「ショートカットの作成」を実行します。

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これがあれば、ここを開いてすべてのプログラムのショートカットが得られます。なんでこんなものを隠すのか、しかも、「頭隠して尻隠さず」の通り、下から進んでいけば見つかってしまいます。これを開けば、インストールしたデスクトップソフトは、ここからすべて起動できます。

3.オリジナルなスタートメニューを作る

このショートカット集をそのまま使ってもいいのですが、昔のスタートメニューを知っている人は、あっても決して使わないプログラムがあり、すべてのプログラムというメニューを開いても、探すのが面倒で使わないという経験があると思います。ユーザー の声をよく聞きMicrosoft社は、この意見の多さに嫌になってスタートボタン・すべてのプログラムを無くしたのです。

使う人によって、必要なメニューは変わります。そこで、この中から自分が使うものを厳選して、グループごとにまとめたオリジナルのショートカット集を作ります。新規作成・フォルダで、menuというフォルダを作り、必要なものを、コピーして集めます。

これは、Win坊が作った例です。場所は、デスクトップで構いません。デスクトップにあれば、後で追加修正が楽です。
Office関連などは、フォルダを作ってグループにまとめています。

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これができたら、タスクバーの何もない場所を右クリックし、メニューのツールバー・新規ツールバーを開きます。フォルダの場所を聞いてくるので、先ほど作ったフォルダを指定します。図では、既に「menu」というフォルダが追加したあとのものです。

右は、タスクバーの端にできたmenuフォルダを開いた様子です。これを、ミニスタートメニューとして使います。

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*windows7でも、同じようにスタートメニューが隠されています。隠しファイルを表示するオプションで、ProgramDataフォルダを探してみてください。