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2016年6月19日日曜日

Windows10の、WindowsMobile使用記

 私が初めて使ったスマホは、東芝製のTA01というwindowsPhoneでした。当時スマホは、docomoなどの大手キャリアからは継子扱いされ、キャリアが公認しないと売らせてももらえない状況でした。その公認のために、このwindowsPhoneは当時のimodeも使えず、インターネット接続はMoperaというプロバイダー経由でした。skypeは封印され起動もできませんでした。その後、iPhoneの発売でキャリア側の変更が求められ、逆にAppleがキャリアを承認しないと使わせてもらえないという状況になり、後発のキャリアから順に、キャリア側の仕様変更が行われ、最後にdocomoもimodeを廃止してiPhoneが使えるようになりました。
 現在、iPhone・androidの2台使いをしていますが、windows10バージョンのwindowsMobileの登場で、3台使いが始まりました。スマホとPCは世界が違うということで、Microsoftもスマホは無視していましたが、windows10はスマホでも使える・スマホとパソコンの垣根を外すというOSを開発して、androidのように無償で配布しています。そのため、最も安いスマホ端末ができたのです。電話回線の無いタブレットなどは、家電販売業界の「おまけ」としてタダで配布されています。

購入したのは、katana01という5インチモデルですが、simフリーは当然で、海外では常識のsim2枚差し可能なモデルです。このsimフリーというのが、電話会社の束縛から離れるポイントです。日本のキャリアは、ガラケーという電話回線だけでインターネット接続もする、疑似スマホが主流で、Data回線やWiFi接続は、制限しているのです。そのため、キャリアメールはsimが変えれば使えません。simロックして、他のキャリアへの乗り換えをしにくくしています。
この端末のために、新たなキャリア契約はしたくなかったので、手持ちのBiglobeのsimを指して使うことにしました。しかし、予想以上の使いよさなので、音声電話も使える、新たな専用のsimを契約することにしました。
何が良いとかというと、PCの感覚で使えることです。パソコンとスマホは文化が異なり、知識は全く別物です。知識は必要ないのがスマホですが、いろいろ節約を考えると、知識が必要です。3台目のスマホは、初期費用12800円、毎月の負担300円です。
windows10のアプリ(ストアからダウンロードしで使う、タブレット・スマホ形式のソフト)は、8や8.1の時代からありますが、レベルが低く、正直PCでは使う気のしないものばかりでした。Mobileではこれしか使えないので、アプリの充実がwindowsMobileの成功のカギになります。久しぶりのストアは、MS社の本気度がうかがえるもので、結構使えるものができています。
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スマホには必須のGPSだが、Windows10のフラッグシップともいうべきSerfaceProにはGPSはありません。代わりに、WiFiを使う位置情報が使われるのですが、やはり屋外で地図を見るにはGPSは必須です。MobileにはGPSもG検知も入っていて、コンパスアプリも、Mapアプリも用意されています。音声検索は、Windows10から導入されたcontaがあり、これはPCよりも軽く動くようです。
wp_ss_20160619_0006 この画面を出すのに迷いました。起動アプリ一覧と、それを終了させるものですが、下に3つ並んだ左端の←戻るボタンを長押しします。
あとは、×をタップするか、下にスライドアウトさせて終了できます。
iPhonでは、真ん中のホームポタン、Androidでは右端のボタン、windowsMでは、一番左です。この辺りは、スマホで統一してくれるといいのですが。
ちなみに、このようなスクリーンショットは、右サイドの電源ボタンと、音量↑の同時押です。iPhoneやAndroidoでは音量↓で、逆でした。









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設定は、ホームの上からスライドでも出せます。
テザリングは、モバイルホットスポットという名前です。
テザリングは、キャリアは別料金を取る(2年目から)方式ですが、こんなもの接続共有なので、別料金の必要は無いですね。もともとdata使用料は、制限があるのですから。だから言葉を変えたのでしょうか。ちょっと分かり難いです。
まだまだ本格的には使っていませんが、私にとってはベストのスマホになりそうです。今後、ChromeやGoogleMapが使えれば良いのですが。音声検索も進化にはまだ時間がかかりそうですね。
Officeは、word・excel・powerpointなど、完全に無料です。ただし、excelはマクロもフォームも動きません。互換ソフトと同じです。でも見るだけなら十分ですね。




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MSが何でskypeを買い取ったか分かりました。キャリアとの契約なしで、電話番号も、SMSも出来るようにするためだったのですね。skypeクレジットで、電話が必要な時にはどこへでもかけられます。番号を取得すれば、SMSも可能です。キャリア契約なしなら、月額300円のsimで十分です。最後発のスマホということで、最安値の端末ですが、安い理由は電話会社が売らないということなのです。officeが無料で使える10インチまでの大きい画面で使うべきかもしれません。